コブは楽しいですよね。
今でこそコブ中心のスキー生活を送っていますが、以前はコブは苦手でした。
物心ついたころからスキーが体に染み込んだ雪国育ちと違い、40代になってコブに目覚め、多くのアドバイスをいただきながら、亀のようにゆっくりと上達していった過程で感じたことを共有できればと思っています。
レベル別コブの滑り方
コブの滑り方は、滑るラインとターンの方法で分けることができます。
滑るラインは直線的なダイレクトラインから大きく外側を通るバンクライン、そして、その中間のミドルラインに大別できます。
また、山回りのターンの方法は内力を主体としたターンと、外力を利用したターンに分かれます。
言い換えると、自分の力で板を回して行うターンと、板のトップがバンクに当たることによって方向転換するターンになります。
内力を主体したターン | 外力を利用したターン | |
ダイレクト ライン (ニュー ライン) |
ズルドン | モーグル (パーポスターン) |
ミドル ライン | 初中上級者のコブ (コブの裏での山回り) |
エキスパートのコブ (バンクでの山回り) |
バンク ライン | – | バンクターン |
これらのターンをコブの局面ごとに、どのように滑るかを説明したいと思いますが、その前に簡単な用語の説明です。
ズルドン
ズルドンはコブに慣れるために、レッスンの導入などで使われる滑り方です。
コブに恐怖心がある場合は有用ですが、独特な滑り方なので、早めに次の段階に進んでください。
ちなみに、私は自分の練習としてのズルドンはほとんど行ったことがありません。
滑り方は練習方法を参考にしてください。
- コブに慣れる練習 はこちら
初級者のコブ
初めてコブに入るときの注意点などを書いています。
始めは恐怖心があると思いますが、だんだんと滑るコブの数を増やして、どのような滑り方でもよいので完走を目指してください。
中上級者のコブ
どのようなコブでも完走できるようになりたい方、コブの裏で山回りを行っている方向けです。
自然コブの形はさまざまですが、どんなコブでも滑れるようになることを目指してください。
エキスパートのコブ
エキスパートを目指す方向けの内容です。
山回りで板のトップが溝を越え、バンクを利用して方向転換をしている方向けです。
私の実力以上のことはお伝え出来ないのであしからず(笑)
バンクターン
整地小回りに似たコブの滑り方です。
コブの形により、バンクターンが可能な時と無理な時がありますが、外力を使ったターンの導入に最適だと思います。
- バンクターン はこちら
共通のポイント
滑りのイメージです。
自分の課題を見つける方法です。
パーツごとの動きです。
その他
- 意味の分かりづらいスキー用語 はこちら
ターン局面ごとの滑り方
バッジテスト
バッジテストでの観点と得点を解説しています。
基本動作
基本からしっかり練習したい、あるいは思うように滑りが上達しないと感じた時にお読みください。
特に、ポジションと捻りは全てのレベルのスキーヤーにとって基本中の基本です。
上達のプロセス
現状の把握方法、練習プロセスなどをまとめています。
- 上達のプロセス はこちら
ポジション
スキーの基本はポジションです。
全てのレベルにおいて最も重要なことですが、特にエキスパートを目指すのであれば必須の課題になります。
正確なポジションをいつでもキープできるようにしましょう。
- ポジション はこちら
捻り
なんとなくできた気になっているのが捻り動作です。
コブでは特に重要な運動要素です。
日常の動きにスキーで使う捻り動作はないので、しっかり練習してください。
筋力
骨折からリハビリ中の管理人が考える、コブを滑るうえで必要な筋力について書いています。
- 脱力できるとスキーが上手くなる? コブを滑るのに筋力は不要! はこちら
コブの滑り方のまとめ はここ
小回りの滑り方のまとめ はこちら
コブ・小回りの練習方法のまとめ はこちら
スキー検定(バッジテスト)のまとめ はこちら
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