上達のプロセス

人によってスキーの経歴は異なります。
物心ついたときにはスキーを履いていた人。
中学・高校のスキー合宿で始めた人。
大学でスキーサークルに入った人。
はたまた社会人デビューをした人。
どんなスポーツで言えることですが、早く始めた人の方が上達は早いのが実情です。
トップ選手になりたいのであれば別ですが、趣味として楽しむのであれば何歳から始めても関係ありません。

しかし、年齢によって上達の仕方は全く変わってきす。
子供であれば、親の後ろについて滑るだけであっという間にすいすい滑れるようになります。
言葉はいりません。

しかし、歳をとるとそうはいきません。
だんだんと体が硬くなってきているので、見たことをそのまま真似することができにくくなくなり、まず頭で理解することが必要になってきます。
また、体が硬くなると、若いころは問題なくできた動きでも、その姿勢をとることですら四苦八苦するようになります。

練習の順序

私の考える練習の順序は次の通りです。

(1)関節可動域の拡大(柔軟)
(2)筋力トレーニング
(3)ポジションの確認(陸上)
(4)反復練習(整地)
(5)実践練習(コブ)

と言いても、いきなり関節可動域の拡大と言われても何をしたら良いのか分かりませんよね。
実際には(5)実践練習を行い、できないことに気が付き、あるいは指摘され、(4)反復練習でできないことが明確となり、(3)(2)(1)と根本原因を見つけていくのが良いと思います。

現在地の把握

コブの滑り方には多くの種類があり、整地小回りに比べてコブの滑りは個性が大きく出てきます。
どの滑りが良いというのは無いと思っていますが、一度に全部の滑りを目指すことはできないので、自分の目標とする滑りを見つけることが第一歩です。

また、もう一つ重要なことは現時点の自分の滑りを把握することです。

捻り
吸収
筋力

により、現時点での滑りの限界がだいたい分かります。
目標とする滑りに近づくには上記の中で足りない点を自覚し、練習することが重要になってきます。

次に滑走ラインと上記項目の関係を見てみましょう。
重要度の順に◎〇△としてあります。

  モーグル 中間の滑り
(一般的な滑り)
バンクを
使った滑り
捻り
吸収
筋力

△だからと言って、不要と言っているわけでは無く、他の項目の方がより重要だと考えてください。

自分の得手不得手から、伸ばしたいコブの滑り方を見つけるのも一つの方法です。
いずれにしても、目標とする滑りをまずは見つけてください。

おまけ

余談ですが、右足を骨折した私は整地をカービングで滑ることが難しかったのですが、先にコブが滑れるようになりました。
これはバンクラインから滑り始めたからです。
今でも正座ができませんが、リハビリ中はもっと足が曲がらず、コブを吸収することに限界がありました。
また、筋力が弱く整地でスピードを出す(カービングをする)ことも難しかったのですが、整地にくらべスピードが遅く、上下動も比較的少ないバンクラインの滑りがリハビリにうってつけでした。

 

コブの滑り方 はこちら
コブの練習方法 はこちら

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