コブを滑るの必要な筋力は?

「コブは疲れる」と言う会話をよく耳にしますが、コブは整地を滑るより筋力を使うのでしょうか?

骨折から復帰した私にとって、整地を思うように滑れるようになるまで10年ぐらいかかりましたが、コブは比較的早い段階から滑れるようになりました。
この理由を考えていきましょう。

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筋力はなぜ必要?

筋力はブレーキング、すなわちスピードコントロールを行う時に必要になってきます。
少し小難しい話になりますが、K=1/2 mv2 と言う式に見覚えはないでしょうか。
言葉で表すと次のようになります。

(運動エネルギー)  = 1 / 2 x(質量)x(速度)x(速度)

これをスキー用語に直すと次のようになります。

(滑走に必要な筋力) = 1 / 2 x(体重)x(滑走速度)x(滑走速度)

速度があがると速度の二乗に比例して運動エネルギーが大きくなる、すなわち滑走に必要な筋力が大きくなってくることを表しています。

滑走スピード

では、実際の滑走スピードはどうでしょうか。
ワールドカップのダウンヒルでは時速100kmを超えます。
一般のゲレンデスキーヤーは大回りで時速50~60kmです。
余談ですが、アプリで時速80kmとか表示されることがありますが、一般のゲレンデ本当にそんなに出ていたら、きっと要注意人物としてスキー場に通報されると思います。

一方、モーグルはどうでしょうか。
ワールドカップのトップ選手で、時速60kmと言われています。
しかし、われわれ一般人はそんなスピードが出るはずはなく、時速20~30kmぐらいではないでしょうか。
ちなみに、時速20kmでも、秒速5.5mです。

整地小回りはコブよりは早く、大回りよりは遅い速度になります。

必要な筋力は?

先ほど、コブのスピードは大回りのだいたい半分ぐらいだということが分かりました。
始めの式から言うと、速度が1/2ということは、必要な筋力は1/4と言うことになります。
どうですか、コブを滑ることが楽に感じられるようになりましたか(笑)
実際は、コブに慣れないうちは、コブから受ける衝撃を吸収できずに必要以上に筋力を使うこともあると思います。
しかし、大回りを滑れる筋力がるのであれば、コブは問題なく滑れるはずです。

もう一点重要なことは、自分の筋力を100とした場合、どのくらいの筋力を使って滑っているかと言うことです。
100に近い筋力を使っている場合、足を常に緊張させ最大限に耐えながら滑ることになります。
これでは、雪面の凹凸を吸収できません。
できれば、脱力して50ぐらいの筋力で滑れるようになると、滑りの幅が広がってきます。
特に、コブを滑るうえで緊張(足の突っ張り)は大敵です。
力を抜いた状態で余裕をもてる筋力作りをしましょう。

 

コブの滑り方 はこちら
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