スキー 小回りの滑り方のまとめ

スキー関連

キレッ、キレッの小回り、かっこいいですよね。
小回りに憧れる人も多いと思います。
また、急斜面、悪雪では、小回りは滑り降りるための必須の技術です。
しかし、小回りと一言でいってもいろいろな滑り方があります。

 

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小回りの特徴

ゲレンデでの滑り方を大別すると、大回り、小回り、コブ(不整地小回り)になります。
この3つの滑りの中で一番能動的(動きが大きい)のが小回りになります。
コブの方が動きが大きいように見えるかもしれませんが、受動的な動きが多く、自分から動いている量は小回りの方がはるかに大きいです。
小回りは大回りとコブの両方の要素を併せ持っていて、3つの滑り方の中で一番複雑な動きを行っています。
小回りだけを練習して上達することも可能だとは思いますが、運動要素の少ない大回り、あるいはコブの練習から入り、小回りに必要な運動要素を足していくことも考えてください。
私の場合はコブの練習の一環として小回りを練習し、そして小回り独特の動きを練習しました。

 

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小回りの滑り方

小回りの滑り方を4つに分けて説明したいと思います。
次の表がターンの局面での板の動き(形)と、運動要素の強弱です。
カービング小回りを別にしたのは、ゲレンデの条件がそろった時にのみ行える小回りだからです。

  初級者 中上級者 エキスパート カービング
板の動き        
山回り パラレル パラレル パラレル パラレル
切替 シュテム 小さなシュテム パラレル パラレル
谷回り ボーゲン パラレル パラレル パラレル
運動要素        
回転弧 もっと大きい
ずらし要素 もっと小さい
切替時の
腰の位置
もっと低い

初級者の小回り

ボーゲンから、山回りで足を揃えてパラレルターンができるようになるための滑り方です。

中上級者の小回り

切替でシュテム(開き出し)動作がが少なくなり、谷回りからパラレルターンを行う小回りです。

エキスパートの小回り

切替で適切な重心移動ができ、両方の板のエッジが同時に切り替わる小回りです。

  • エキスパートの小回り はこちら

カービング小回り

エキスパートの小回りのうち、整備されたゲレンデで行うカービング小回りです。

共通する滑り方

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バッジテスト

バッジテストでの観点と得点を解説しています。

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基本動作

基本からしっかり練習したい、あるいは思うように滑りが上達しないと感じた時にお読みください。
特に、ポジションと捻りは全てのレベルのスキーヤーにとって基本中の基本です。

上達のプロセス

現状の把握方法、練習プロセスなどをまとめています。

ポジション

スキーの基本はポジションです。
全てのレベルにおいて最も重要なことですが、特にエキスパートを目指すのであれば必須の課題になります。
正確なポジションをいつでもキープできるようにしましょう。

捻り

なんとなくできた気になっているのが捻り動作です。
コブでは特に重要な運動要素です。
日常の動きにスキーで使う捻り動作はないので、しっかり練習してください。

  • 捻り はこちら
  • 柔軟性は必要か? 捻りとローテーションの関係 はこちら

 

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小回りの滑り方のまとめ はここ
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