ピボットターン

コブを滑る上で一番重要なことは何でしょうか。
吸収動作、捻り動作、ストックワークと重要なことは色々ありますが、私はピボットターンが一番重要だと考えています。
ピボットターンを習得すると、どんな形状のコブの中でも思い通りにターンができるようになります。
また、ピボットターンができるポジションは、コブに限らず整地を滑るうえでも大変重要です。
ピボットターンをマスターし、コブを楽しく滑れるようになりましょう。

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ピボットとは

ピボットターンと言う言葉は聞いたことがあるかと思いますが、ピボットとはどういう意味でしょうか。
辞書で調べてみました。

ピボット
① 旋回軸。摩擦を少なくするため、旋回または回転する軸の支持端を円錐状にしたもの。
② バスケットボール、ハンドボール、バドミントンなどの球技やダンスなどで、踵(かかと)または足先で回転すること。
③ ボートで、クラッチからオールがはずれないようにつけてある、皮製の環。
④ ゴルフで、バックスイングする際に脊柱を軸にして腰と上体をひねること。
⑤ クレー射撃で、前足に重心をおく射撃姿勢。
出典:精選版 日本国語大辞典

スキーのピボットは、②の意味ですね。
踵付近を軸として回転するのがピボットターンです。

ピボットターンのポジション

ピボットターンを行うには前後のポジションが重要になってきます。
板には中心があり、その部分に荷重を行うとスムーズに板が回転します。
(注)長さの中心ではありません。
一般的なセッティングの板であれば、くるぶしから踵の真下あたりにそのポイントがくるようにビンディングが取り付けられています。
前後のポジションの確認は緩斜面を滑りながら行うと分かりやすいです。
前過ぎても、後ろ過ぎてもスムーズに板は動かないのですが、一点だけスムーズに板が動く場所があります。
そこが、ピボットターンを行う荷重ポイントになります。

前後のポジションを鍛える練習 はこちら

コブの中でのピボットターン

整地に比べ、コブの中ではより簡単にピボットターンを行うことができます。
コブの出口から板の前半分が空中に飛び出した状態でピボットターンを行ってください。
板の前半分がコブから出た状態だと、板の後ろ半分も雪面から浮いているので、ほとんど抵抗なくピボットターンを行うことができます。
前後のポジションがしっかりとれていれば、板がコブから出る前から徐々にターンを開始できるので、余裕を持ってターンを行うことができます。
ピボットターンだけで、どのような形状のコブも滑ることが可能になります。

上級者のコブ

滑走スピードが上がってくると、ピボットターンから外力(コブの形状)を利用したターンを行うようになります。
しかし、その場合も常にピボットターンができるポジションで滑走することが大変重要です。
ピボットターンができるポジションと言うのは、言い換えると板が最も撓みやすいポジションになります。
板を撓ますことにより、雪面に板が張り付き安定したターンができるようなります。
また、板が撓んだ状態でピボットターンと同じ動きをすると、雪面を削ることができ、スピードコントロールが容易に行えます。

まとめ

ピボットターンができる前後のポジションは、コブに限らずスキーの基本ポジションです。

ピボットターンをマスターすると、どんな形状のコブを滑れるようになります。

 

コブの滑り方 はこちら
コブの練習方法 はこちら

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