自分にあった指導者の見つけ方

みなさん、今よりも上手に滑れるようになりたいと思っていますよね。
上手くなるためにスキースクールに入校したり、上手な人にアドバイスをしてもらったり。
私も今までに多くの方々の指導を受けてきました。
すべての方が真剣に教えてくださいますが、この指導者なら誰でも上達するといったような万能な方はいませんでした。
それは、自分の実力もありますし、また指導者との感覚的な違いもあるからだと思います。
このコラムでは自分にあった指導者に出会うためのヒントを共有できればと思います。

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指導力

指導者が必ずしも生徒よりうまく滑れる必要はありません。
WTAダブルス 元世界ランキングで1位の杉山愛選手のコーチは、一時期、プロのテニスプレーヤー経験の無い実のお母さんでした。
では指導にはどのような力が必要なのでしょうか。
私は、「課題を見つける力」、「原因を見つける力」、「矯正方法を見つける力」の三つの力が必要だと考えています。
では、それぞれについて説明していきます。

課題を見つける力

生徒の滑りをみて、上達するための課題をみつける力です。
例えば、コブを乗り越える時に後傾になっている、と言ったことです。
課題は誰からみても明らかな場合が多いので、自分でも見つけることができることがあります。

原因を見つける力

次に、課題に対してその原因を見つけ出す必要があります。
例えば、コブを乗り越える時に後傾になる原因として、腰が引ける、あるいは足首がゆるみ板が前にすすむ、などがあげられます。
ビデオなどをコマ送りで見れば自分でも分かる場合があります。
滑走している生徒をみて原因をみつけるには、経験が必要になってきます。

矯正方法を見つける力

指導者にとって一番重要なことは、生徒のスキー技術を伸ばすこと、と言うことはあきらかです。
原因を見つけるまでは、比較的多くの人ができるのですが、長年しみ込んだ癖(欠点)を矯正することは一朝一夕にできることではありません。
生徒の特徴を把握し、最適な矯正方法を伝えることが大変重要になってきます。
そのためには、ある程度同じ指導者に教えてもらうことも必要です。

技術力

指導者は技術力が高いにこしたことはありませんが、常に最高の滑りをすれ良いわけではなりません。
指導内容にあった滑りを見せる必要があります。

最高の滑りを見せる

生徒がモーグルトップ選手の滑りを見たとします。
全員がすごいと思います。
しかし、残念ながら自分の滑りとかけ離れていた場合、技術力の向上には役立ちません。

生徒の技術力の少し上の滑りを見せる

多くの先生が行う模範滑走です。
生徒に出している課題が解決した時の滑りを見せます。

課題と同じ滑りを見せる

自分の滑りを常にビデオで撮影しているわけではないので、自分がどのような滑りをしているか気が付いていない場合が多く見受けれます。
指導者は生徒の滑りを体現し、そして次のステップの滑りを見せることが重要であると思います。

武術の上達には「心技体」が必要と言われます。
その中で、「心」は一番初めにくる言葉、すなわち一番重要と考えられていることです。
指導者として重要なことは生徒を上達させたいと思う気持ちを強く持つことだと思います。
そうすれば、個々の生徒の特徴を把握し、適切な指導をできるようになってくると思います。
この心があれば、自然と指導力の向上に努めるようになります。
技術力とは違った観点からの指導者の見つけ方ですね。

指導方法

指導者は熱意のある方が多くいらっしゃいます。
滑りを見れば課題とその原因までは分かりますが、その人に合った矯正方法はすぐには分からない場合も多々あります。
生徒ひとりひとり、筋力、体力、骨格、運動センス、同じ人はいません。
また、一番難しいのは、生徒がどのような感覚で滑っているのか、分かるすべがないことです。
そこで過去の経験に基づいて、いろいろなバリエーショントレーニングを行い、生徒にあった方法を探していきます。
このことからもある程度の期間は同じ指導者に教えてもらう必要があると思います。

フィーリング

最後になりましたが、指導者を選ぶうえでもう一つ重要なことがあります。
それはフィーリングです。
どんなに素晴らしい指導者でもすべての人に合うわけではありません。
十分に指導者と話し合ったうえで、最後は自分のフィーリング(感性)を信じましょう。

最後に

上達において「浮気」も重要な要素かもしれません。

信じれる指導者が見つかったならば、その方についていくべきですが、どうしても行き詰りが発生する時があると思います。

その時は、他の方の指導を受けたり、感覚を聞くことで局面が打開できるかもしれません。

これは、一例なので各自で硬直した局面の打開方法を模索してみてください。

 

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