2021/2022シーズンに 閉鎖する(かもしれない)スキー場です。
順次情報を更新していきます。
今シーズンの情報はこちらです。
2020/2021 閉鎖する(かもしれない)スキー場 はこちら
閉鎖する(かもしれない)スキー場
北海道
芦別スキー場
営業中止中
岩手県
越路スキー場
ひめゆかスキー場
国見平スキー場
2020年11月30日に開催された、第3回奥州市スキー場のあり方検討委員会で、市商工観光部商業観光課が協議のたたき台として、市営3スキー場の2021年度からの休止を提出。
最終決定ではないでそうです。
富山県
宇奈月スノーパーク
2018年(平成30年)3月に黒部市宇奈月温泉スキー場検討委員会が出した報告書で、今後3年間の利用状況をみて存続を検討するとあります。
施設の老朽化、毎年数千万円の赤字が続き厳しい状況です。
新潟県
大湯温泉スキー場(廃止)
2020年1月31日でスキー場としての営業は終了しました。
リフトは無くなりますが、今後はスノーパークとして生まれ変わる予定です。
福井県
六呂師高原スキーパーク
県営スキー場です。
運営状況が厳しいため、21年度中に今後の在り方を検討するとのことです。
岐阜県
モンデウス飛騨位山スノーパークと飛騨舟山スノーリゾートアルコピア
高山市は、いずれか一方を廃止する方向。
飛騨高山スキー場
2020年7月初旬の豪雨で大規模土砂崩れが起こり、リフト乗車場、レストハウスなどが壊滅的な被害を受けました。
ゲレンデも地形が変わるほど、土砂が流出しています。
チャオ御岳マウントリゾート
筆頭株主と連絡が取れず。
先行きがまったくみえません。
白川郷平瀬温泉 白弓スキー場
2021年度に閉鎖する方針。
島根県
三井野原スキー場(リフト廃止)
町営リフトが廃止され、民営の簡易リフト3基で営業を続ける予定です。
環境要因
ここで少しだけ、利用者数に影響を与える環境要因を少し考えてみたいと思います。
交通網の整備
日本中の交通網の整備が進み、スキー場までの道が整備されました。
スキー場に歩いて行ける人は限られており、車で移動することがほとんどだと思います。
その場合、30分、1時間、時間が余計にかかっても、条件の良いスキー場に行く人が多いと考えられます。
若年人口の減少
スキー・スノーボードなど、ある程度の筋力を必要とするスポーツは、若年層の方が実施される割合が多くなります。
すなわち、若年層の減少はそのまま、スポーツ人口の減少を意味します。
スキー場の標高
スノースポーツは降雪量などの天候に左右されます。
雨と雪の境目の標高に位置するスキー場は、安定した降雪を得ることが出来ず、結果として営業日数に影響がでてきます。
今後、標高の低い位置にあるスキー場は苦難が続く可能性があります。
最後に
バブル期の栄光が大きかっただけに、その後の環境変化についていけなかったスキー場が多く残っています。
特に、スキー場の半数以上を占める地方自治体が資金を出すスキー場は、税金という名の赤字補填が可能であり、市場原理が働きにくい状況になっているのかもしれません。
スキー・スノーボード人口は過去10年ほぼ横ばいで、ここに海外からの観光観光客を取り込めれば、発展の可能性が十分にある産業です。
しばらくは生みの苦しみが続くと思いますが、産業構造の改革を行い、魅力あるコンテンツになることを願ってやみません。
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