2023/2024シーズン以降のスキー場の運営会社変更、名称変更、リフト新設などの情報を随時更新して行きます。
スキーシーズンも終盤に近づき、来シーズンに向けた発表が出だし始めました。
2022/2023シーズンの情報は こちら になります。
スキー場廃止については次のサイトをご覧ください。
2023/2024 閉鎖する(かもしれない)スキー場 はこちら
所有者・運営会社変更
全国
西武・プリンスホテルズワールドワイド所有のスキー場
- 富良野スキー場
- 雫石スキー場(2022年12月1日譲渡、運営受託)
- 苗場スキー場(2022年12月1日譲渡、運営受託)
- かぐらスキー場(2022年12月1日譲渡、運営受託)
- 六日町八海山スキー場(2023年2月1日譲渡、運営受託)
- 妙高杉ノ原スキー場
- 万座温泉スキー場(2023年2月1日譲渡、運営受託)
- 志賀高原 焼額山スキー場(譲渡中止)
- 軽井沢プリンスホテルスキー場
- 松花湖スキー場(中国)
最終的に、5か所のスキー場を含む26施設を、シンガポール政府投資公社(GIC Private Limited)の関係会社である Reco Pine Private Limitedの複数の子会社に、1,237 億円で譲渡しました。
運営は引き続き株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(旧株式会社プリンスホテル)が行います。
【考察】今後の展望、西武ホールディングス(プリンスホテル)のスキー場 はこちら
北海道
キロロスノーワールド
キロロスノーワールドの運営会社は株式会社New KRH(2021年設立)で、その親会社は合同会社キロロマネジメント、土地などの所有者はネイピア特定目的会社です。
上海豫園旅遊商城(集団)有限公司は、ネイピアの全株式を110億円で取得、キロロマネジメントの株を4億6000万円で買い増し、両社を100%の子会社とするとのことです。
また、取引終了後、ネイピア特定目的会社に46億円の増資を行い、キロロへの投資を行います。
上海豫園旅遊商城(集団)有限公司の親会社は上海佛山高技(集団)有限公司で、その親会社は復星国際です。
復星国際はトマムの所有者でもあります。
Yuyuan Tourist to Invest USD121 Million in Kiroro Ski Resort Project in Japan はこちら
豫园股份拟收购、增资日本项目公司 扩大在日滑雪市场份额 はこちら
仁木町民スキー場
サッカーJ1 北海道コンサドーレ札幌の運営会社 株式会社コンサドーレが指定管理者となります。
仁木町 ふれあい遊トピア公園及び仁木町民スキー場指定管理者候補者選定のお知らせ はこちら
福島県
グランデコスノーリゾート
東急リゾーツ&ステイは、2022年7月にグランデコスノーリゾートを、国内にてスキー場などのリゾート事業を展開しているThe COURT株式会社譲渡しました。
また、東急ハーヴェストクラブ 裏磐梯グランデコは、2023 年3月末をもって営業を終了し、7月にEN RESORT Grandeco Hotelとして生まれ変わります。
The COURT株式会社は、EN HOTEL、コートホテルなどのブランドで全国で16のホテルを運営しています。
同社はトマムも所有する株式会社イデラ キャピタルマネジメントの傘下で、その親会社は復星国際です。
リゾート事業の一部資産譲渡に関するお知らせ はこちら
「EN RESORT Grandeco」開業 はこちら
長野県
木島平スキー場(譲渡の基本合意)
2022年春先に、経営状況の悪化に伴い、第三セクター木島平観光に運営を委託している18施設を、2022年10月までに民間に譲渡すると発表。
譲渡先が決まらない場合は、スキー場を廃止する可能性もあるとしていました。
2022年10月6日、「木島平スキー場」及び「ホテルパノラマランド木島平」の譲渡に向けて「SBCメディカルグループ株式会社」と基本合意を締結と村から発表がありました。
木島平観光の発行済株式の譲渡も合わせて、2023年3月に予定している本契約に向けて具体的に協議を進めています。
「木島平スキー場」「ホテルパノラマランド木島平」の譲渡について基本合意を締結 はこちら
詳しくは、ブログをご覧ください。
【考察】2022年10月が期限、スキー場密集地帯、生き残りの岐路に立つ木島平スキー場 はこちら
ヤナバスキー場(休業中)
株式会社プラネット(東京)のHPに「日本初 プライベートスキークラブプロジェクト」としてヤナバスキー場が掲載されています。
ただし、旧運営会社のHPのスキー場一覧にヤナバは残ったままです。
鳥取県
わかさ氷ノ山スキー場
報道によると、指定管理者の一般財団法人若桜町観光開発事業団(若桜町100%出資)が国の雇用調整助成金を不正受給していたことを受け、町は新たな指定管理者を募集することにしました。
若桜町「観光開発事業団」施設の指定管理者 半年間契約へ はこちら
運営会社名称変更
スキー場名の変更
北海道
旭ケ丘スキー場
倶知安町は8月にネーミングライツ(スキー場命名権)の募集を開始しました。
応募期間は10月31日まで、契約期間は3年以上5年以下、最低提額を年間100万円です。
応募があった時点で一旦応募を締め切り、優先交渉権を得ます。
ネーミングライツ・パートナーの募集について はこちら
長野県
木島平スキー場
なんとなんと、来シーズンから「スノーリゾート ロマンスの神様スキー場」になるそうです。
インパクト抜群ですね。
【2023-24シーズン 木島平スキー場リニューアルオープンのお知らせ】 はこちら
広瀬香美さんの事務所からは、ネーミングライセンスの使用権に関する契約を締結したと発表がありました。
「スノーリゾート ロマンスの神様」が来シーズン(2023年冬)誕生! はこちら
リフト新設・更新・移設・廃止
北海道
Fu’s(フッズ)スノーエリア
札幌市の23年度予算要求概要において、スポーツ局は藤野野外スポーツ交流施設(Fu’sスノーエリア)第2ロマンスリフト更新実施設計に1500万円の予算を要求を行いました。
早ければ、2024/2025シーズンにリフトが更新されている可能性があります。
ニセコ東急グラン・ヒラフ(2024年 リフトからゴンドラへ)
1985年に運行を開始した国内最古のクワッドリフト、エース第2クワッド(センターフォー)を10名乗りゴンドラへ更新。
1時間あたりの輸送量が、これまでの1,800人/時から2,800人/時と大幅に向上します。
2023/24シーズン終了後にリフト解体工事に着手し、2024/25シーズンに新ゴンドラを運行開始する予定です。
「Value up NISEKO road to 2030」プロジェクト第一弾ニセコユナイテッドで最も輸送実績のあるリフトを最新型ゴンドラへ刷新 はこちら
福島県
星野リゾート アルツ磐梯と猫魔スキー場(連絡リフト新設)
ついに、ついに、アルツ磐梯のブラックバレーエクスプレス降り場付近から、猫魔のエキサイトキャットチェア降り場付近を結ぶ連絡リフトの建設が発表となりました。
詳しくは
実現可能な巨大なスキー場 福島県磐梯町と北塩原村 はこちらをお読みください。
群馬県
草津温泉スキー場(リフトからゴンドラへ)
建設から30年以上が経過して老朽化が進んでいる天狗山ペアリフトA/Bを2023年営業終了後に取り壊し、2023年12月オープンを目指し、パルスゴンドラを建設する予定です。
展望レストランも3階建てに建て替え、通年での集客を期待しています。
2022年7月26日に開会の町議会で関連費用の議論がされる予定です。
長野県
白馬岩岳マウンテンリゾート(2024年 ゴンドラ新設)
顧客利便性や価値の向上のため、輸送力・耐風性・静粛性に優れた新ゴンドラを新設することを決定しました。
新ゴンドラは、日本ケーブル社製10人乗りの「UNIGタイプ」で、総工費21億円、2022年9月に着手し、2024年12月完成予定です。
現ゴンドラと並行して建設し、完成後は現ゴンドラを撤去する予定です。
また、ゴンドラオーナー制度導入も検討されています。
オーナーは、搬器などへの名前の記載、複数年にわたるシーズンパス、一部施設での特別割引宿泊などの特典があるようです。
プレスリリース はこちら
ゲレンデ拡張・縮小
岡山県
恩原高原スキー場
2021/2022から2シーズン続けて、レイクサイドゲレンデが営業中止です。
ゲレンデ状態の悪化やリフト機器の不良が原因で、町が今後の対応を検討中です。
スノーボード滑走可能に
2022/2023シーズンは2か所のスキー場で、スノーボードが解禁されました。
来るシーズンはどうなるでしょうか。
スキー専用ゲレンデ
- 北海道 札幌藻岩山スキー場
- 山形県 蔵王猿倉スキー場
- 群馬県 かたしな高原スキー場
- 新潟県 NASPAスキーガーデン
- 新潟県 一本杉スキー場
- 長野県 富士見高原スキー場
- 長野県 ブランシュたかやまスキーリゾート
- 長野県 木曽福島スキー場
- 長野県 ヘブンスそのはらSNOW WORLD
- 三重県 御在所スキー場
- 鳥取県 安蔵公園スキー場
2023/2024 閉鎖する(かもしれない)スキー場 はこちら
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