2022/2023シーズン、記録的に暖かい11月から始まり、降雪量も増えませんでした(涙)
気象庁発表の長期予報では、全国的に3月は暖かい日が続くようで、まとまった降雪は望み薄の状況です。
2月下旬、新潟県湯沢町の街中にもほとんど雪はなく、ゴールデンウィークが心配になってきました。
湯沢町の降雪量
今シーズンは降り始めが遅く、その後、断続的な降雪がありましたが1回1回の降雪量が少ない状況が続いています。
2月28日時点で累積683cmの降雪がありましたが、これは昨年の約70%です。
気象庁発表の長期予報をみると3月は暖かい日が続き、まとまった雪は期待薄で、最終的な累積降雪量は700cmを少し超えたぐらいになりそうです。
(補足)湯沢町の観測データは、街中で計測されています。
年間降雪量の過去30年のデータを見ると、年々降雪量が少なくなってきているのが分かります。
かりに年間降雪量が700cmだとすると、過去4番目に雪の少ない年になりそうです。
湯沢町の最深積雪
昨シーズンは、観測史上最も降雪量の多かった1983/84年シーズンと同じく、最深積雪が3mを超え315cmに達しました。
しかし、今シーズンの最深積雪は1月29日に記録した158cmです。
降雪が無くなる、すなわち暖かくなるとあっという間に雪が溶けてしまいます。
このままだと、3月中旬から後半に観測地点の積雪は「0cm」となりそうです。
最深積雪は年間降雪量と完全に比例しているわけではなく、雪の降り方に影響されます。
最深積雪158cmは平均より少ない方ですが、過去30年間でそれ以下年が7回もあるので、特別少ないわけではなさそうです。
ガーラ湯沢スキー場
昨シーズンは雪が深すぎてどのリフト降り場も、下りのスロープがほとんどなくなりました。
最も雪が多かった週の、夢の鐘「展望台」です。
手すりの位置を覚えておいてください。
2月27日の同じ場所の写真です。
150cmぐらい、雪の厚みが違いそうです。
最後に
湯沢町のスキー場では、神立が4月下旬(雪が無くなるまで)、ガーラ湯沢が5月7日(日)、かぐらが5月21日(日)まで営業を行う予定です。
ゴールデンウィークまで営業できるかどうかは、降雪量より、3月と4月の気温が大きく影響します。
予想に反して3月の気温が下がり、なんとか予定日まで営業を続けられるように祈っています。
コメント
やっぱりですか。
仕事で湯沢に行った時も、やけに見通しが良かった。。。
壁が無い。
所長さんがスクールに居たあっちのお山も地球と雪面の段差が小さいです。。。涙
3月の高温予想が出る前からシーズン短そうな雰囲気だったのに。。。涙
高温と低温の真ん中無いんかい!
今年は壁が出来なかったですね(涙)
3月の高温から、一転、4月の低温になったりしないものでしょうか。