2024/2025シーズン以降のスキー場の運営会社変更、名称変更、リフト新設などの情報を随時更新して行きます。
スキー場廃止については
2024/2025 廃止・閉鎖する(かもしれない)スキー場 はこちら
所有者変更
北海道
星野リゾート トマム
報道によると、星野リゾート トマムを所有する中国の「復星国際」傘下の「上海豫園」は、資金繰りの悪化で同スキー場を約408億円で不動産投資合同会社「YCH16」に売却する方針を明らかにしました。
再び売却される? 所有者が度々変わる「星野リゾート・トマム」 はこちら
リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼
北海道から沖縄まで、全国168店舗のホテルを展開する株式会社リブ・マックスが、経営権を取得しました。
スキー場の運営者であった「グリーンピア大沼株式会社」に取って代わったのか、同社を買収したのかは記載がありませんでした。
リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼が2024年3月8日(金)リブランドOPEN! はこちら
福井県
スキージャム勝山
スキージャム勝山は、東急不動産ホールディングスの株主優待対象から外れていました。
そして、3月29日、東急不動産は、スキージャム勝山を管理運営する勝山高原開発の全株式を、米不動産投資会社のアジア・パシフィック・ランド(APL)のグループ会社に譲渡しました。
スキー場の運営については、東急リゾーツ&ステイ株式会社が受託するとのことです。
運営会社変更
北海道
ほろたちスキー場
指定管理者が、株式会社ダンケジャパンから 特定非営利活動法人野留部ほろかない に変わりました。
指定管理者変更に伴い、HPのアドレスとコンテンツも変更になっています。
藻岩山スキー場
新運営体制を担う優先交渉権者に、全日本スキー連盟の勝木紀昭会長が社長を務める「カツキホールディングス」傘下の北海道スクエア株式会社が選ばれました。
藻岩山スキー場新運営会社、全日本スキー連盟会長の系列企業が名乗り はこちら
山形県
神室スキー場
2024年7月1日から、1年9か月間(2シーズン)の指定管理者が決まりました。
鷲尾さんは、株式会社クロスプロジェクトグループの専務取締役です。
株式会社 ライズ(代表取締役 鷲尾 晋)
指定管理の期間:令和6年7月1日~令和8年3月31日
長野県
霧ヶ峰スキー場(2026年度以降)
諏訪市が、2026年度以降に管理者制度を導入すると明らかにしました。
諏訪市営の霧ヶ峰スキー場とキャンプ場、指定管理者制度導入方針 2026年度以降 はこちら
スキー場名の変更
北海道
旭ケ丘スキー場(募集中)
倶知安町がネーミングライツ(スキー場命名権)の募集中です。
契約期間は3年以上5年以下、最低提額を年間100万円、当初の応募期限は2022年10月31日でしたが、応募者がなかなか現れず、何度も募集期間の延長を行っています。
ネーミングライツ・パートナーの募集について はこちら
リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼
北海道から沖縄まで、全国168店舗のホテルを展開する株式会社リブ・マックスが、経営権を取得したことにより、スキー場の名称に「リブマックスリゾート函館」が追加されました。
青森県
リンクステーションヒルズ雲谷(旧モヤヒルズ)
モヤヒルズ(青森市)のネーミングライツを取得した市内のIT企業「リンクステーション」が、新名称を「リンクステーションヒルズ雲谷」に決定したと発表しました。
「『ヒルズ』と『モヤ』という言葉は、皆さん思い入れが強いという事もあって、当社の名前と愛着のあるネーミングを合わせた形にさせていただいた」リンクステーション ビジネスマネジメント本部 村上弘毅 本部長
契約期間は、10月1日~2029年9月末までの5年間で、ネーミングライツ料は年間510万円となり、市は5年間で2465万円の税収を見込んでいます。
ちなみに、同スキー場の住所は、青森市「雲谷(モヤ)」字梨野木63 です。
スキー場「モヤヒルズ」初のネーミングライツを「リンクステーション」が取得 契約期間は10月1日から5年間 今後愛称を発表 はこちら
スキー場「モヤヒルズ」の愛称が「リンクステーションヒルズ雲谷」に決定「『ヒルズ』と『モヤ』という言葉は皆さん思い入れが強いという事もあって」 はこちら
群馬県
ホワイトバレーみなかみ(旧:ホワイトバレースキー場)
新しいパンフレットができ、スキー場名を変更したことをXでポストしました。
地名が入り、スキー場の場所が分かりやすくなりました。
Mt.T by 星野リゾート(旧:谷川岳 天神平スキー場)
谷川岳 天神平スキー場 by 星野リゾートは、2024年12月1日をもってMt.T by 星野リゾートに名称変更いたします。
Mt.TのTは、谷川岳ならびに天神平・高倉山・田尻沢といった谷川岳周辺のイニシャルをとったものです。
スキー場の枠にとらわれず、Extremeな体験を提供する究極のパウダーフィールドを目指します。
長野県
戸隠スキー場(募集中)
戸隠スキー場を所有する長野市が次の条件でネーミングライツ・パートナーを募集しています。
契約期間 :原則3年以上
希望金額 :年間900万円以上
愛称の条件:愛称に「戸隠」を含む
戸隠スキー場、戸隠キャンプ場のネーミングライツ・パートナー継続募集のお知らせ はこちら
リフト新設・更新・移設・廃止
北海道
美唄国設スキー場
美唄国設スキー場整備事業として、2023年度に2,700万円の予算が計上され、ペアリフト索受装置修繕とスキー場整備基本構想策定及び測量調査が行われました。
- 2023年度 :敷地内の測量
- 2024年6月:美唄国設スキー場整備基本構想の策定
- 2025年度 :実施設計の計画(予定)
- 2026年度 :工事開始(予定)
- 2027/2028:新リフト
美唄国設スキー場整備基本計画を策定しました はこちら
Fu’s(フッズ)スノーエリア
札幌市の23年度予算要求概要において、スポーツ局は藤野野外スポーツ交流施設(Fu’sスノーエリア)第2ロマンスリフト更新実施設計に1,500万円の予算を要求を行いました。
藤野野外スポーツ交流施設第2ロマンスリフト劣化度調査業務 はこちら
改札日時:令和5年6月30日(金曜日)13時30分
落札者 :株式会社ドーコン
落札金額:3,520,000円(消費税及び地方消費税の額を含む)
ニセコ東急グラン・ヒラフ(リフトからゴンドラへ)
1985年に運行を開始した国内最古のクワッドリフト、エース第2クワッド(センターフォー)を10名乗りゴンドラへ更新、1時間あたりの輸送量が、これまでの1,800人/時から2,800人/時と大幅に向上します。
このゴンドラの仕様が驚きです。
- 全キャビン内でWi-fi利用可能
- シートヒーター付き合成レザーシート
- 室内スキーラック(最大10台のスキー板を積載可能)
- 室内バイクラック(最大3台のマウンテンバイクを積載可能)
- 全54台のキャビンのうち2台の足元がスケルトン。スリリングな体験とともに、360°の絶景をお楽しみいただけます。
そして、2024/2025シーズン後に、キング第3リフトを4人乗りから6人乗りのフード付きリフトに建て替えます。
既存のキング第 3 リフトの搬器や電気設備などは、ニセコ東急 グラン・ヒラフ内の他リフト更新に再利用することを予定しています。
「Value up NISEKO 2030」プロジェクト第3弾 ニセコ東急 グラン・ヒラフにおいて、キング第3リフトを6人乗りチェアリフトへリニューアル はこちら
仁木町民スキー場(2025年 リフト更新)
令和5年度から老朽化したリフト及びナイター照明の更新工事を行い、令和7年度にリニューアルオープンするため、営業を休止しています。
令和5年度から仁木町民スキー場は一旦営業を休止します はこちら
福島県
星野リゾート ネコマ マウンテン(クワッドリフト復活)
北エリアのフレンドリーゲレンデに全長約800mの高速クワッドリフト「フレンドリーキャットエクスプレス」が登場。
ベースからの輸送力が大幅UPし、リフトの待ち時間が短縮されます。
また、ディープキャットチェアへのアクセスも簡単に。
猪苗代スキー場(2025年 ゴンドラ新設)
2025年秋開業を目指し、磐梯朝日国立公園の風光の美を眺望する「会津テラス計画」に着手。
会津テラス計画は、表磐梯地域の魅力を向上させる「会津スカイテラス(仮称)」及び「会津スカイケーブル(仮称)」の2つのハード施設整備と、自然や文化などの地域資源を活用した持続的な利用を目指した取り組み(環境配慮・自然環境オフセットプログラム、地域活性化・連携コンテンツ、持続的な地域社会形成を目指した事業の3つのソフトプログラム)から成り立ちます。
その際、長年の課題だった山頂付近のトイレ問題と磐梯山の一角である赤埴山(あかはにやま)のスキーコースの景観回復の解決を図ります。
また、ゴンドラの完成までにスカイ第5ペアリフトを廃止し、利用されていない3基のリフトと共に撤去、コースの一部を植林する予定です。
現時点の資料には、山頂からのコースは記載されておらず、またスキー・スノーボード客が乗車できるか不明です。
磐梯朝日国立公園の風光の美を眺望する「会津テラス計画」着手のお知らせ はこちら
沼尻スキー場(リフト廃止)
ゲレンデマップから、上部にあった2本のペアリフトが消えました。
山梨県
ふじてんスノーリゾート(2025年 クワッドリフト更新)
2024/2025シーズンを持って、ふじてんのメインリフトとして38年前のオープン当初から稼働してきた「第1クワッドリフト」がその役目を終えます。
2025/2026シーズンに向け、リフトの架け替え工事を実施し、日本最速の高速クワッドリフトを導入します。
【新リフトの主な仕様(予定)】
- リフトの方式:高速自動循環リフト
- リフト長(傾斜長):1040.39m
- 高低差 :153.64m
- 運転速度 :5.0m/s
- 毎時輸送量:2400人/h
- 搬器台数 :75台
- 搬器定員 :4名
- 支柱数 :16基
【工事概要】
- 工事期間 :2025年4月~11月下旬
- 施工事業者:日本ケーブル株式会社
第1クワッドリフトが今シーズンファイナル運行。来シーズン2025-2026シーズンに“日本最速”新クワッドリフトの導入決定。 はこちら
新潟県
キューピットバレイ(2025年 クワッドリフト更新)
既存の第2クワッドリフト(約1000m)を撤去し、延伸し新第2クワッドリフト(約1600m)を建設する予定です。
落札価格は14億円、キューピットバレイ 第2クワッドリフト更新事業 はこちら
出典:雪だるま高原施設整備活用基本計画(概要版) より
赤倉観光リゾートスキー場(ゴンドラ更新)
妙高高原スカイケーブル
妙高高原スカイケーブルリニューアル工事のため、2024年3月31日に営業を終了しました。
2024年10月12日に、6人乗りゴンドラとなりリニューアルオープンです。
長野県
白馬岩岳マウンテンリゾート(ゴンドラ更新)
顧客利便性や価値の向上のため、輸送力・耐風性・静粛性に優れた新ゴンドラを、現ゴンドラと並行する場所に建設中です。
新ゴンドラは、日本ケーブル社製10人乗りの「UNIGタイプ」で、総工費21億円、2022年9月に着手し、2024年12月完成予定で、完成後に現ゴンドラを撤去します。
また、ゴンドラオーナー制度導入も検討されています。
オーナーは、搬器などへの名前の記載、複数年にわたるシーズンパス、一部施設での特別割引宿泊などの特典があるようです。
プレスリリース はこちら
ゲレンデ拡張・縮小
スノーボード滑走可能に
長野県 ヘブンスそのはらSNOW WORLDが今シーズンからスノーボード解禁です。
ブランシュたかやまスキーリゾートは、2025年3月17日(月)以降、スノーボードが解禁となります。
今シーズンは試験的に、2025/2026シーズンはシーズンインからスノーボードを解禁です。
スノーボード解禁
- 長野県 ヘブンスそのはらSNOW WORLD
- 長野県 ブランシュたかやまスキーリゾート
(2025年3月17日より解禁)
スキー専用ゲレンデ
- 北海道 札幌藻岩山スキー場
- 北海道 F VILLAGE Snow Park
- 山形県 蔵王猿倉スキー場
- 群馬県 かたしな高原スキー場
- 新潟県 NASPAスキーガーデン
- 新潟県 一本杉スノーパーク
- 長野県 富士見高原スキー場
- 長野県 木曽福島スキー場
- 三重県 御在所スキー場
- 鳥取県 安蔵公園スキー場
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