スキー場の運営会社変更、名称変更、リフト新設などの情報をまとめました。
全世界でコロナが収束に向かいつつある中、動きが活発になってきています。
2023年1月以降に発表された新たな情報を含め、2023/2024シーズンの情報です。
2023/2024 スキー場の運営会社変更、名称変更、リフト新設など はこちら
2023/2024 閉鎖する(かもしれない)スキー場 はこちら
所有者・運営会社変更
全国
旧プリンスホテル所有のスキー場
- 富良野スキー場
- 雫石スキー場(譲渡、運営受託)
- 苗場スキー場(譲渡、運営受託)
- かぐらスキー場(譲渡、運営受託)
- 六日町八海山スキー場(譲渡、運営受託)
- 妙高杉ノ原スキー場
- 万座温泉スキー場(譲渡、運営受託)
- 志賀高原 焼額山スキー場(譲渡中止)
- 軽井沢プリンスホテルスキー場
- 松花湖スキー場(中国)
2022年2月10日に、株式会社西武ホールディングスより、6か所のスキー場を含む31施設を、シンガポール政府投資公社(GIC Private Limited)の関係会社である Reco Pine Private Limitedに約1500億円で売却すると発表がありました。
運営は引き続き株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(旧株式会社プリンスホテル)が行います。
【考察】今後の展望、西武ホールディングス(プリンスホテル)のスキー場 はこちら
岩手県
国見平スキー場
2022年9月5日の市議会で、日本第2位のスキー場運営数を誇る株式会社クロスプロジェクトグループのグループ企業、夏油高原スキー場を運営する株式会社北日本リゾートが指定管理者に決定しました。
悲しい3択問題が決着。越路、ひめかゆ、国見平スキー場 はこちら
福島県
グランデコスノーリゾート
東急リゾーツ&ステイは、2022年7月中にグランデコスノーリゾートを、国内にてスキー場などのリゾート事業を展開している法人への事業譲渡しました。
また、東急ハーヴェストクラブ 裏磐梯グランデコは、2023 年3月末をもって営業を終了します。
譲渡先は、譲渡先の意向により非公表です。
リゾート事業の一部資産譲渡に関するお知らせ はこちら
群馬県
天神平スキー場
株式会社星野リゾートが、東武鉄道の孫会社、谷川岳ロープウェイ株式会社を買収しました。
このことにより天神平スキー場は、トマム、アルツ磐梯、猫魔に続く4か所目の星野リゾートグループスキー場となりました。
長野県
斑尾高原スキー場
2022年11月1日、斑尾スキー場がシンガポールのPatience Capital Group (ペイシャンス・キャピタル・グループ、以下PCG)に買収されたようです。
【速報】斑尾スキー場、シンガポールの投資会社が買収 はこちら
ブランシュたかやまスキーリゾート
民営化を目指す過程で、指定管理者が株式会社長和町振興公社から株式会社マウント長和に変更となりました。
白馬さのさか
2022年8月1日頃、旧運営会社のHPの、スキー場一覧から白馬さのさかが消え、8月8日頃、スキー場のHPが「現在サイト制作準備中です。」となりました。
プレスリリース等は行われていませんが、不動産開発会社の株式会社プラネット(東京)のHPにプロジェクトとして、さのさかが掲載されています。
ヤナバスキー場(休業中)
株式会社プラネット(東京)のHPに「日本初 プライベートスキークラブプロジェクト」としてヤナバスキー場が掲載されています。
ただし、旧運営会社のHPのスキー場一覧にヤナバは残ったままです。
開田高原マイアスキー場
アスモグループ株式会社が、開田高原マイアスキー場の指定管理を2022年7月31日、御岳ロープウェイの指定管理を今季営業終了後の11月15日をもって解除することを町に申し出ました。
7月20日、町は両施設の指定管理者、あるいは譲渡希望者の募集を開始。
8月19日までに、精密加工業の豊実精工株式会社(岐阜県富加町)が開田高原マイアスキー場の条件付き無償譲渡の申し出。
9月15日、町議会で譲渡関連の2議案を可決。
継続も地獄、廃止も地獄、開田高原マイアスキー場と木曽福島スキー場 はこちら
運営会社名称変更
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド
旧株式会社プリンスホテル
株式会社プリンスホテルは2022年4月1日を効力発生日として、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(SPW)にホテル事業、ゴルフ事業およびスキー事業の運営等を承継します。SPWは、ホテルオペレーター会社となり、アセットライトに事業を展開することで、グループの海外ホテル運営会社であるStayWell Hospitality Groupと合わせて、概ね10年で国内外のホテル拠点を84ホテルから250ホテル規模へ、グローバルに拡大してまいります。
(プレスリリース)株式会社プリンスホテルは「株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド」へ はこちら
スキー場名の変更
北海道
ASHIMOI KANKO 高穂スキー場
施設更新に合わせて、売り出されていたネーミングライツ(スキー場命名権)、町内の明日萌観光バスが100万円(5年間)で取得し、「ASHIMOI KANKO 高穂スキー場」となりました。
旭ケ丘スキー場
倶知安町は8月にネーミングライツ(スキー場命名権)の募集を開始しました。
応募期間は10月31日まで、契約期間は3年以上5年以下、最低提額を年間100万円です。
応募があった時点で一旦応募を締め切り、優先交渉権を得ます。
ネーミングライツ・パートナーの募集について はこちら
長野県
高峰マウンテンパーク(旧アサマ2000パーク)
1958年、小諸市が高峰高原スキー場として開業。
その後、1984年にアサマ2000パークに改称されていました。
シャトレーゼ小海スキーバレー(旧小海リエックス・スキーバレー)
シャトレーゼ野辺山スキーバレー(旧シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳)
シャトレーゼグループのリブランディングの一環として名称変更を行いました。
シャトレーゼリゾート八ヶ岳 保有施設名称変更のお知らせ はこちら
リフト新設・更新・移設・廃止
北海道
M’s resort Ashibetsu(旧芦別スキー場)(リフト再開 > 廃止濃厚)
2022年1月1日、リフトの電気系統の修繕のため、スノーモービルでスノーヤーを運ぶことでスキー場の営業が再開しました。
2022/2023シーズンはリフト営業の準備をしていましたが、運営会社が資金枯渇によりスキー場事業から撤退しました。
ASHIMOI KANKO 高穂スキー場(リフト更新)
シングルリフトをペアリフトへ建て替え
ロッジ(更新)
老朽化したリフトとロッジの更新に2億4千5百万円の予算が計上され、工事が始まりました。
2022年12月24日(土)オープン予定です。
広報ぬまた 4月号 No.659、および6月号 No.660 はこちら
町営高穂スキー場がリニューアルオープン はこちら
Fu’s(フッズ)スノーエリア(リフト更新)
第1ペアリフトを更新しました。
また、札幌市の23年度予算要求概要において、スポーツ局は藤野野外スポーツ交流施設(Fu’sスノーエリア)第2ロマンスリフト更新実施設計に1500万円の予算を要求を行いました。
早ければ、2024/2025シーズンにはリフトが更新されている可能性があります。
ニセコ東急グラン・ヒラフ(2024年 リフトからゴンドラへ)
1985年に運行を開始した国内最古のクワッドリフト、エース第2クワッド(センターフォー)を10名乗りゴンドラへ更新。
1時間あたりの輸送量が、これまでの1,800人/時から2,800人/時と大幅に向上します。
2023/24シーズン終了後にリフト解体工事に着手し、2023/24シーズンに新ゴンドラを運行開始する予定です。
「Value up NISEKO road to 2030」プロジェクト第一弾ニセコユナイテッドで最も輸送実績のあるリフトを最新型ゴンドラへ刷新 はこちら
山形県
湯殿山スキー場(リフト更新)
第三ロマンスリフトを撤去し、支柱を流用して新第二ロマンスリフトを新設
2022年12月完成予定です。
閉鎖になっている上部までリフトが伸びるのでしょうか?
福島県
星野リゾート アルツ磐梯(リフト再開と廃止)
ロックチェア(旧第8ペアリフト)の運行を再開
リフトの名称はブラックバレー5のコース脇の象徴的な大岩からきているそうです。
同時にピークチェアは今後の開発計画に伴い廃止となります。
群馬県
草津温泉スキー場(2023年 リフトからゴンドラへ)
建設から30年以上が経過して老朽化が進んでいる天狗山ペアリフトA/Bを2023年営業終了後に取り壊し、2023年12月オープンを目指し、パルスゴンドラを建設する予定です。
展望レストランも3階建てに建て替え、通年での集客を期待しています。
2022年7月26日に開会の町議会で関連費用の議論がされる予定です。
新潟県
薬師スキー場(リフト移設を中止)
ペアリフト(移設>中止)
昨年廃止になった大湯温泉スキー場のペアリフトの移設の予算が計上されましたが、市内スキー場の運営方針や全体計画が示されていないことから、予算は削除されました。
魚沼市議会だより 令和4年4月25日 第77号 はこちら
石打丸山スキー場(ロープトゥ新設)
石打丸山スキー場山頂から、ガーラ湯沢スキー場に滑り込むコースにロープトゥが新設されました。
基礎工事を行った上にモーター等設置してあるので、継続して運行しそうです。
ゲレンデマップでは、接続ロープトー「スーパースターリフト」となっています。
赤倉観光リゾートスキー場(リフト廃止)
チャンピオン第1クワッドを廃止するとのことです。
長野県
小丸山スキー場(リフト廃止、ロープトゥ新設)
HPでは記載は見つけられませんが、第3シングルリフトが廃止になり、その横にロープトゥが新設されたようです。
20230101新設した第3Jバーリフトに御神酒をくれてきました!これから頑張ってくれよ!そして第3シングル先輩45年間お疲れ様でした!#小丸山スキー場#MtKomaru#北志賀高原#スキー#スノボ#サウナ #困る山#長野県民割1日券1000円 pic.twitter.com/JdZjywABKH
— 小丸山スキー場【公式】 (@komaruyama2001) January 1, 2023
白馬乗鞍温泉スキー場(リフト新設)
アルプス第11ペアリフト(新設)
「第11ペアリフトは、オールシーズン楽しめる山岳観光リフトという位置付けとなります。
通常のゲレンデ専用リフトとは異なり、スキー場管理区域外となります。
従いまして、リフトご利用の際には、入山届等の必要書類の提出及び免責事項に同意頂いたうえでご利用ください。」と発表がありました。
2022年5月20日:起工式
2022年12月 :完成
2022年冬 :稼働開始
【考察】パウダーを求めてペアリフト新設、勝負に出ました白馬乗鞍温泉スキー場 はこちら
白馬岩岳マウンテンリゾート(2024年 ゴンドラ新設)
顧客利便性や価値の向上のため、輸送力・耐風性・静粛性に優れた新ゴンドラを新設することを決定しました。
新ゴンドラは、日本ケーブル社製10人乗りの「UNIGタイプ」で、総工費21億円、2022年9月に着手し、2024年12月完成予定です。
現ゴンドラと並行して建設し、完成後は現ゴンドラを撤去する予定です。
また、ゴンドラオーナー制度導入も検討されています。
オーナーは、搬器などへの名前の記載、複数年にわたるシーズンパス、一部施設での特別割引宿泊などの特典があるようです。
プレスリリース はこちら
御嶽スキー場(ゲレンデ再開)
10年ぶりにチャンピオンゲレンデを再開します。
リフトの運行はなく、300mのTバーを新設します。
非圧雪で、上部からの滑り込みやハイクアップで山岳スキーの練習を想定しています。
ゲレンデ拡張・縮小
北海道
鹿追町運動公園スキー場(拡張)
近年スノーボードーの利用者が増加し、安全対策としてゲレンデの拡幅を検討していくとのことです。
群馬県
奥利根スノーパーク(新設)
山頂から上級者向けツリーランコース(1000m)を新設します。
福井県
今庄365スキー場(一部営業中止)
報道によると、2022/23シーズン人工降雪機は稼働させず、第1ペアリフトのみを運行するとのことです。
この規模だと、地元の小中学生のためだけの営業でしょうか。
長野県
木島平スキー場(パイオニアコース再開)
山頂リフトを運転し、パイオニアコースが再開します。
Mt.乗鞍スノーリゾート(一部営業中止)
休暇村ゲレンデと鳥居尾根ゲレンデは営業中止です。
御嶽スキー場(ゲレンデ再開)
チャンピオンコースが再開されます。
圧雪は行わず、下部にTバーリフトが設置される予定です。
岡山県
恩原高原スキー場(一部営業中止)
2シーズン続けて、レイクサイドゲレンデが営業中止です。
ゲレンデ状態の悪化やリフト機器の不良が原因で、町が今後の対応を検討中です。
スノーボード滑走可能に
福島県
北日光・高畑スキー場
今シーズンからスノーボード解禁です。
早割シーズン券の発表と併せて、お知らせがありました。
長野県
白樺高原国際スキー場
スキー専用でしたが、スノーボードも滑走可能になります。
ただし、2023年1月16日(月)〜1月20日(金)および2023年1月23日(月)〜1月27日(金)のスノーウィーク期間はスキー専用となります。
スキー専用ゲレンデ
- 北海道 札幌藻岩山スキー場
- 山形県 蔵王猿倉スキー場
- 群馬県 かたしな高原スキー場
- 新潟県 NASPAスキーガーデン
- 新潟県 一本杉スキー場
- 長野県 富士見高原スキー場
- 長野県 ブランシュたかやまスキーリゾート
- 長野県 木曽福島スキー場
- 長野県 ヘブンスそのはらSNOW WORLD
- 三重県 御在所スキー場
- 鳥取県 安蔵公園スキー場
2023年1月以降に発表された新たな情報を含め、2023/2024シーズンの情報です。
2023/2024 スキー場の運営会社変更、名称変更、リフト新設など はこちら
2023/2024 閉鎖する(かもしれない)スキー場 はこちら
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