2024/2025シーズン、久々に雪に恵まれれ、全てのスキー場が予定通り営業を行えました。
新潟県湯沢町
降雪量
12月上旬からコンスタントに雪が降り続き、ほとんどのスキー場で予定通り営業を始めることができました。
グラフを見ていただければ一目瞭然ですが、今シーズンの雪の降り方は2021/2022シーズンとほぼ同じで、越後湯沢らしく2月まで雪の日が続き、累積降雪量は3年ぶりの1000cmを超え1080cmとなりました。
(補足)湯沢町の観測データは、街中で計測されています。
過去10年で2回目の年間降雪量1000cm超えでした。
過去40年のデータを見ると、年々降雪量が少なくなってきていますが、少し持ち直したようにも見えます。
図中の破線は近似曲線で、平均 13.9cm/年 降雪量が少なくなっています。
最深積雪
最深積雪は2月20日に記録した300cmでした。
最新積雪のグラフも、2021/2022シーズンに大変よく似ています。
4月の気温が比較的低かったので、積雪が「0」となったのは4月13日でした。
最深積雪は年間降雪量と比例しているわけではなく、雪の降り方に影響されます。
最深積雪が300cmを超えたのは、過去40年で5回目しかありません。
大当たり、寒候期予報
2024年9月24日、気象庁から発表された寒候期予報(12月~2月)では、今シーズンは平年並みか平年より多い降雪量になるとのことでした。
「平年並み」の降雪量があった年の平均降雪量は1066cmで、今シーズンの累積降雪量1080cmとほぼいっしょでした。
寒候期予報は、大当たりでした。
【11~1月】3か月予報が発表に。寒候期予報にもとづく、越後湯沢の降雪量予測 はこちら
最後に
2024/2025シーズンは、雪に恵まれたシーズンでした。
毎年、平年並みに雪が降ってくれれば、雪の心配なくGWまでスキー・スノーボードを楽しむことができますね。
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