SAJ/SIA公認スキー・スノーボードスクール（学校）の豆知識

全日本スキー連盟（SAJ）と日本プロスキー教師協会（SIA）のスキー学校について調べてみました。

SAJ公認　スキー、スノーボードスクール

2020年4月17日現在のSAJ公認スキー学校の情報です。

スクールの種類と数

SAJ公認スキー学校には、校舎の有無、スクールの営業期間などによりＡ公認、Ｂ公認、分校、教室の４種類の区分があります。
合計で286校あり、その内21校が同じスキー場の地形上離れた場所にある分校です。
ひとつのスキー場で公認されるのは、A公認校かB公認校の１校のみなので、240以上*のスキー場に校舎のあるスクールがあることになります。

＊北志賀スキースクールのように複数のスキー場に教室をもつスクールが存在するため

このほかに所属連盟に申請しスキークラブが主催するスキー教室があります。

スクールの名称

スクールの名称に、どのような単語が使われているか調べてみました。
元は、ほとんどが「〇〇学校」だったと思われますが、「〇〇スクール」が増えてきて両者の数が拮抗しています。
ぐっと数は少ないですが、「〇〇アカデミー」も14校ほどあります。

次に、スキー、スノーボード、スノーが使われているスクール数を見てみたいと思います。
まだまだ、「スキー〇〇」が圧倒的で、84％のスクール名称に使われています。
一部ですが、18校はスキーとスノーボードの両方が名称に入っています。
雪を表す「スノー〇〇」も13校ありました。

調べていて見つけたのですが、スキー場のHPでは〇〇スキー・スノーボードスクールと表記されていても、正式（公認された）名称は〇〇スキースクールのところがありました。

都道府県スキー連盟

47都道府県の内、24の都道県スキー連盟に所属するスクールがあります。
北は北海道から南は広島県にスクールがりますますが、九州と四国にはありませでした。
スキー場のある10の府県ではスクールはなく、スキー場のない東京都スキー連盟所属のスクールが１校あります。
スクール数の都道府県別ベスト３は、北海道が66校、長野県が48校、新潟県が37校の順です。
ちなみに、47都道府県全てに連盟があり、名称は全て〇〇スキー連盟です。

SIA公認　スキー、スノーボードスクール

2021年5月27日現在の情報です。

スクールの種類と数

全国に132校の学校があります。
スキー、レーシング、スノーボード、ラングラウフ、山岳スキー、テレマークスキーと幅広いテーマのレッスンが用意されています。

スクール名称

SIAは、国際職業スキー教師連盟（ISIA：International Ski Instructors Association）に所属しています。
その関係でほとんどすべての公認スクールの名称は「〇〇スクール」です。
ごく一部ですが、「スクール」という名称を利用していないスクールもあります。

スクール所在地

北は北海道、南は大分県まで、47都道府県中、21の道県にスクールがあります。
四国を含めスキー場のある、12の府県にはスクールがありません。

SIAのスキー学校は、SIAのHPで検索できます。

対比表

SAJとSIAのスクールの対比表です。
全国には、公認スクールだけでも25都道府県に418校あることが分かりました。
その他にも、SAJ所属のスキー・スノーボードクラブなどで行われるレッスンもあります。
自分にあったレッスンを見つけいて、どんどん上達してください。

この対比表は優劣を競いたいわけではないので、ただたんに「そうなんだ」と思って眺めてください（笑）