ストックワーク(コブ、小回り)
練習場所:陸上
ターンの局面:切替
準備
・ストック(通常利用している長さより短い物)
・グローブ or 手袋
練習
ストックワークは手首だけで行います。
肩や肘が動くと上体が連動して動いてしまい、ローテーションや後傾の原因になります。
ストックの握り方はいろいろありますが、昔ながらの親指と小指で握る方法をお勧めします。
親指をストックの上に乗せる方法もありますが、コブや小回りでは突いた時に衝撃を受ける可能性があるのでお勧めします。
両手を前に出しストックを構えます。
普段ゲレンデで使用しているストックだと、ストックの先が床に着くので、短めのストックをご用意ください。
また、ストックを振る時、手が擦れるので、手袋をすることをお勧めします。
ストックの振り方は、手首を返しストックを前に出し、小指で引き付けます。
これだけです。
ストックの先端は、上下ではなく前後に動きます。
ストックを突くといいますが、突く(上から下)ではなく、ストックを引いたら雪面に先端が当たるというイメージです。
前後にリズミカルに早く振ることを練習します。
【確認方法】ストックを振った時に、シュッ、シュッという風切り音が聞こえるか。
ストックワーク(カービング小回り、大回り)
練習場所:陸上
ターンの局面:谷回り
カービング小回りや大回りでは、ストックは切替のタイミングを計るために突くものではなく、谷回りで内傾角が出てきて自然に雪面に触れるものになります。
重要なことは両腕をやじろべいのように上げ、下げないことです。
ストックワークと言うよりは、腕の筋力の問題です。
【確認方法】ストックを持って、1分以上両腕を上げ続けることができるか。
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