2022/2023シーズンのスキー場延べ利用者数で全国のスキー場をランキングしました。
雪の降り始めが遅く、そして春の訪れが早く、短いシーズンとなった一方、新型コロナウイルスの影響も和らぎスキー場に客足が戻ってきました。
利用者数を発表している自治体が少なく、また2023年3月末あるいは4月末までのデータですが、多くのスキー場では昨年の利用者数を上回っています。
補足
延べ利用者数:同じ人が2日滑ると2人として数えられます。
トップ10(暫定)
利用者数(入込客数)を発表しているスキー場のトップ10です。
多くのスキー場で客足が戻り、10位のスキー場の利用者数は27万人となりそうです。
1位 志賀高原マウンテンリゾート
長野県山ノ内町
利用者数:813,000人(3月31日時点)
2021/22シーズン順位:1位
2020/21シーズン順位:1位
2019/20シーズン順位:1位
不動の1位、志賀高原。
スキー場の広さ、宿泊施設の充実度から考えて、志賀高原を凌駕するスキー場が出てくる可能性は当分考えられません。
参考 タカスダイナ
岐阜県郡上市
利用者数:470,483人
運営者が同じで、隣接している高鷲スノーパークとダイナランドを合わせると47万人となり、エイブル白馬五竜&Hakuba47の利用者数を上回ります。
個々のリフト券、シーズン券を販売しているので、単独のスキー場の利用者数で順位を決めています。
2位 エイブル白馬五竜&Hakuba47
長野県白馬村
利用者数:434,832人
2021/22シーズン順位:2位
2020/21シーズン順位:2位
2019/20シーズン順位:2位
コロナ前の水準に戻り、過去10年で最高に近い数字になりました。
八方尾根に変わり、新たな白馬の盟主となりました。
隣接するスキー場が一体運営を行い、集客数を伸ばした成功例です。
3位 苗場スキー場
新潟県湯沢町
利用者数:360,910人
2021/22シーズン順位:8位
2020/21シーズン順位:ランク外
2019/20シーズン順位:7位
昨シーズンから10万人以上利用者が増え、コロナ前の5割の水準まで回復しました。
新型コロナウイルスの影響で、コンサート、修学旅行などの団体客が激減し順位を下げていますが、2018/19シーズンまでは、1つのスキー場の利用者数としては断トツの1位でした。
4位 野沢温泉スキー場
長野県野沢温泉村
利用者数:352,000人(3月31日時点)
2021/22シーズン順位:3位
2020/21シーズン順位:4位
2019/20シーズン順位:5位
30万人を回復し、40万人を伺う勢いです。
4月、5月の利用者を加えると、最終的には苗場を抜いて3位となりそうです。
村営から民営化し、成功したスキー場です。
5位 白馬八方尾根スキー場
長野県白馬村
利用者数:313,307人
2021/22シーズン順位:9位
2020/21シーズン順位:ランク外
2019/20シーズン順位:8位
外国人観光客戻り始め、30万人を超えてきました。
すばらしいスキー場であることは間違いないのですが、早くごたごたを解決してかつての輝きをとりもどしてほしいです。
6位 軽井沢プリンスホテルスキー場
長野県軽井沢町
利用者数:294,000人(3月31日時点)
2021/22シーズン順位:7位
2020/21シーズン順位:9位
2019/20シーズン順位:9位
4月2日まで営業を行っているので、最終的には30万人を超えているかもしれません。
7位 高鷲スノーパーク
岐阜県郡上市
利用者数:278,157人
2021/22シーズン順位:4位
2020/21シーズン順位:2位
2019/20シーズン順位:6位
西日本、NO1の利用者数を誇るスキー場です。
小雪の影響で営業期間が短くなり昨年より利用者が9,000人ほど減ってしまいましたが、隣接し共通券を発行しているダイナランドと併せて40万人以上の利用者があり、日本屈指のスノーエリアです。
8位 岩原スキー場
新潟県湯沢町
利用者数:275,200人
2021/22シーズン順位:ランク外
2020/21シーズン順位:ランク外
2019/20シーズン順位:ランク外
小雪の影響で30万人に届きませんが、この調子で行けば来シーズンは超えそうです。
9位 つがいけマウンテンリゾート
長野県小谷村
利用者数:271,000人(4月30日時点)
2021/22シーズン順位:ランク外
2020/21シーズン順位:ランク外
2019/20シーズン順位:ランク外
コロナ前の水準に戻ってきました。
5月6日までの営業しましたが、最終的には岩原を抜くのは厳しそうです。
10位 菅平高原スノーリゾート
長野県上田市
利用者数:256,000人
2021/22シーズン順位:ランク外
2020/21シーズン順位:ランク外
2019/20シーズン順位:ランク外
コロナ以前は21万人前後でしたが、大きく利用者を伸ばしています。
考察
トップ10に入る可能性が高いスキー場
今までの実績を考慮すると、最終的にトップ10に入る可能性が高いスキー場です。
昨シーズンの利用者と過去の実績を考えると、安比と蔵王は間違いなくトップ10に入ってくると思われます。
安比高原スキー場
2021/22シーズン順位:4位
2020/21シーズン順位:3位
2019/20シーズン順位:3位
蔵王温泉スキー場
2021/22シーズン順位:5位
2020/21シーズン順位:7位
2019/20シーズン順位:10位
利用者数は発表されないが、トップ10に入る可能性があるスキー場
利用者数が発表されないので正確な数は分かりませんが、いろいろなデータから推測するとトップ10に入っていてもおかしくないスキー場です。
自治体が利用者数の発表を行うことを期待しています。
グランスノー奥伊吹
滋賀県米原市
利用者数:246,427人(3月14日時点)
2021/22シーズン順位:9位
2020/21シーズン順位:5位
2019/20シーズン順位:ランク外
3月14日の時点で昨シーズンの利用者を超え、最高記録を更新しました。
4月2日まで営業をしていたので、トップ10に入る可能性が有ります。
ルスツリゾート
サッポロテイネ
舞子スノーリゾート
石打丸山スキー場
ハンターマウンテン塩原 他
出典等
利用者数は各地方自治体、スキー場運営会社などが発表したデータを利用しています。
長野県、長野県白馬村、新潟県湯沢町、日本スキー場開発株式会社、高鷲スノーパーク、グランスノー奥伊吹など
全国スキー場ランキング集 はこちら
コメント