2018/19シーズンのスキー場延べ利用者で全国のスキー場をランキングしました。
補足:
延べ利用者数:同じ人が2日滑ると2人として数えられます。
出典、推定方法は最後に記します。
ベスト10
1位 志賀高原18スキー場
長野県
2018/19シーズン利用者数:947,000人
栄えある1位に輝いたのは、日本が誇るスノーリゾート志賀高原です。
名前の通り、志賀高原は18のスキー場の集合体で、全てのスキー場を回るためにはシャトルバスに乗車する必要があります。
大昔ですが、全てのリフトのスタンプを押すと景品がもらえたのですが、毎シーズン途中で断念していました(笑)
2位 苗場スキー場
新潟県
2018/19シーズン利用者数:707,950人
2位に甘んじてしまいましたが、1つのスキー場としては、断トツの1位です。
運営が同系列で、ドラゴンドラで繋がっている かぐらスキー場と合わせるとエリアとしても1位になります。
3位 北志賀高原
長野県
2018/19シーズン利用者数:503,000人
北志賀高原の 竜王スキーパーク、X-JAM高井富士、よませ温泉スキー場、小丸山スキー場の4スキー場からなるスキーエリアです。
志賀高原の麓に位置します。
#実は木島平スキー場とも繋がっているのですが、なぜかエリア入っていません。
4位 エイブル白馬五竜&Hakuba47
長野県
2018/19シーズン利用者数:431,000人
Hakuba47 オープン時には別々のスキー場でしたが、その後山頂エリアでゲレンデが繋がり共通券が販売されるようになりました。
現在でも運営は別会社ですが一体感を出して運営しています。
ちなみに名前にあるエイブルは、スキー場としては日本初のネーミングライツ契約です。
5位 野沢温泉スキー場
長野県
2018/19シーズン利用者数:421,000人
低迷期を脱し、利用者が40万人に回復しました。
2019-20シーズンのICゲートシステム、2020-21シーズンの新長坂ゴンドラの導入など近年は積極的に投資をしていります。
6位 白馬八方尾根スキー場
長野県
2018/19シーズン利用者数:396,516人
このトップ10を書いていて一番驚いたことは、八方が6位だったことです。
以前、株主総会に出たことがあるのですが、旅館組合の力が強くて施策が行えないと言ったことを聞いたことがありました。
近年、スキー場へのアクセスエリア、およびリフトの大改修を行っている理由が良く分かりました。
7位 かぐらスキー場
新潟県
2018/19シーズン利用者数:355,900人
首都圏のスキーフリークのシーズンイン/アウトはかぐらです。
一方、1月、2月には利用者が減少する不思議なスキー場です。
新潟県湯沢町スキー場利用者数 はこちら
8位 蔵王温泉スキー場
山形県
2018/19シーズン利用者数:339,700人
ここで初めて長野、新潟以外のスキー場がランクインしました。
温泉もさることながら樹氷で有名なスキー場です。
9位 安比高原スキー場
岩手県
2018/19シーズン利用者数:338,005人
スノーリゾートとして開発されたスキー場です。
2つの山の頂上からゲレンデが広がり、山麓にはランドマークの安比グランドタワーがあります。
10位 GALA湯沢スキー場
新潟県
2018/19シーズン利用者数:335,730人
GALA湯沢スキー場、石打丸山スキー場と湯沢高原スキー場と繋がっています。
エリアという考え方をするならば、三山で60万人以上の利用者があり、3位に相当します。
次点 軽井沢プリンスホテルスキー場
新潟県
2018/19シーズン利用者数:335,000人
例年、日本で3番目に早くオープンするスキー場です。
今シーズンは狭山スキー場が建替えのため営業中止なので2番目になりました。
首都圏から一番近いスキー場で、近くにショッピングモールもあり、賑わいを見せています。
参考 ニセコグラン・ヒラフ
北海道
2018/19シーズン利用者数:
2016-17シーズンですが、ある雑誌に約48万人というデータがあります。
この利用者数は4位に相当します。
ニセコ全山では、約75万人となっており、志賀高原に次ぐ2位の利用者数です。
オープンな公式データが見つかれば順位を入れ替えたいと思います。
まとめ
トップ10を見てみると、ほとんどが長野県と新潟県湯沢町のスキー場でした。
スキー場の経営には、首都圏からの利便性が重要なんですね。
出典等
利用者数は各地方自治体(岩手県、山形県、長野県、長野県飯山市、新潟県湯沢町、岐阜県など)が発表したデータを利用しています。
北海道のスキー場は、地方自治体が発表したデータを一部を除いて見つけることができませんでした。
しかし、索道の利用実績、および北海道の利用者ランキングの上位と想定される札幌国際スキー場の利用者が約25万人であることを考慮すると、トップ10に入るスキー場はないと想定しました。
しかし、ニセコ町が発表している観光客数が近年増えています。
北海道のスキー場のオープンなデータがご存じの方がおられればご連絡ください。
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