スキー オフトレの必需品、おすすめ バランスボード/バランスディスク

スキー用語・道具

今までのスキーのオフトレで一番役に立ったことは何かと聞かれたら、間違いなくバランスボードと答えます。
バランスボードの上に立つ、上下動をするといった簡単な動きで、滑りが劇的に変化しました。
特にコブで安定感が増したと感じています。

 

はじめに

対象者

スキーを上達したい方全員に、日常のトレーニングとしてバランスボードをお勧めします。
バランスをとるためにインナーマッスルが鍛えられ、体幹がしっかりし滑りが安定してきます。
特に、次のような人は効果絶大だと思います。

  • 左右の足の筋肉量の差がある人
  • 片足立ちが1分以上できない方
  • 上下動をすると前後のバランスが崩れる方

練習方法

練習方法一例をご紹介します。

バランボード上での上下動

バランスボードの上に踵荷重で立ってください。
その状態で上下動を行ってください。
屈む動作が吸収動作です。
足首の角度を変えずに、膝と股関節のみを動かして屈みます。
お尻が後ろに移動するので、その分上半身をかがめ頭を前に出して前後のバランスをとってください。

【確認方法】上下動を行ってもバランスボードの縁が床に着かないこと。

 

バランスボード/バランスディスクの選び方

バランスボードと呼ばれているもにはいくつかのタイプがあります。
機能としては左右のバランスを鍛える製品と、前後・左右のバランスを鍛える製品があります。
形状により難易度があり、難易度が高いとは、より高度なバランス感覚を必要とするという事です。
製品の特長を理解の上、現時点での自分の実力を考慮し製品を選定してください。
カテゴリーごとに多くの製品がありますが、製品による性能差はあまりないと思います。
迷った場合は、高いものではないので中級者向けのディスク(円盤)タイプの製品を購入することをお勧めします。

ハードタイプとは、底面の半球が小さい接地面積の少ないタイプです。

バランス 初心者向け 中級者向け 上級者向け
左右 アーチタイプ   ボード(平板)タイプ
前後・左右 クッションタイプ ディスク(円盤)
タイプ(標準)
 ディスク(円盤)
タイプ(ハード)

 

ディスク(円盤)タイプ

ほとんどの製品は底面の接地面積が大きいタイプですが、一部接地面積の小さいものがあります。
機能とは関係ありませんが、持ち運びがしやすいように円盤の一部に手で持つための開口部があるものや、足裏を刺激するために凹凸がついているものがあります。
以前、凹凸がついているものを使っていましたが、長時間使うと刺激が大きいので、今はフラットに近いものを素足で利用しています。

標準型

これらの製品は一例です。
機能差はあまりないので、デザインと値段で選んでよいと思います。

 

ハード型

接地面積が小さいハードなディスクです。
標準型に慣れたので、サムネイルの製品を購入しましたが、慣れるのに数日かかりました。
フローリングだと床がへこむ可能性が有るので、マットなどを敷くことをお勧めします。

以前、購入した製品は販売が終了していました。
このタイプの製品が再販されましたら、ご連絡します。

 

ボード(平板)タイプ

ボードとローラーの2つのパーツに分かれています。
床とローラー、ローラーとボードの2か所が動くの難易度は高めです。

 

アーチタイプ

足の裏が平らにならず、また足を揃えることができないので、スキーの練習としての用途は限定的です。

 

クッションタイプ

中に空気を入れることにより、体重が片方に片寄ると反対の足が上に押し上げられます。
難易度は低いので、バランス感覚に不安のある方向けのです。

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