2019/2020 記録的な小雪、そして苗場に何が起こったのか? 新潟県湯沢町スキー場利用者数

スキー場情報

2019/2020シーズンは、小雪の影響でスキー場利用者数が大きく減ってしまいました。
新型コロナウイルスの影響は? と思われるかもしれませんが、データから見る限り大きな影響はありませんでした。
と言うよりも、外出自粛要請が出るまでに湯沢町の大半のスキー場は雪不足のため、営業を終了していました(>_<)

スキー場 利用者数推移

湯沢町は東京から新幹線で最速約70分。
地方自治体(市町村)単位で、全国一のスキー場利用者数を誇る、ウインタースポーツのメッカです。
1992/93シーズンには延べ818万人がスキー場を利用しました。
利用者は年々減少していましたが、過去10年は250万人前後で推移し底を打った感じでした。
しかし、今年の記録的な小雪の影響は甚大で、過去最低だった2010/11シーズンの210万人を大幅に割り込み、前年比33%減の161万人という不名誉な記録を塗り替えてしまいました。

月別のスキー場利用者数をみても、年末までオープンできなかったスキー場が多く12月から月別の利用者数は落ち込んでいました。
1月、2月のかき入れ時も昨年を大きく下回り、営業終了が例年より約3週間近く早まった影響で3月は26万人も下回りました。

スキー場別 利用者数

スキー場別利用者数で、とんでもないことが起こりました。
2018/19シーズンの利用者数で全国2位の苗場スキー場の利用者数が半分以下になってしまいました。
かぐらスキー場は、わずかですが湯沢町のスキー場の中で唯一利用者数を伸ばしています。

かぐらスキー場

他のスキー場が小雪でオープンが遅れる中、営業を開始できたかぐらスキー場に人が集まり、12月から大きく利用者数を伸ばしました。
例年であれば利用者数を減らす1月、2月も堅調で、4月以降満足に営業ができなかったにもかかわらず、通年で昨年より利用者数を伸ばしました。
仮に4月と5月に例年通り営業出来ていたとすれば、他のスキー場が早期に営業を終了したこともあり、45万人ぐらいの利用者となっていたのではないでしょうか。

苗場スキー場

とても同じスキー場とは思えない利用者数です。
前シーズンまで、苗場スキー場は単独のスキー場としては日本一の利用者数を誇っていました。
雪が少ないとは言え、ここまで落ち込むとは想像がつきませんでした。

利用者減少の要因

状況から利用者激減の要因を考えてみました。

  • 小雪による利用者数自体の減少
  • 近隣に積雪豊富な かぐらスキー場があった
  • 新型コロナウイルスの影響による、海外からの利用者の減少
  • 新型コロナウイルスの影響による、一般の利用者の減少
  • 新型コロナウイルスの影響による、修学旅行、実習授業の減少
  • 新型コロナウイルスの影響による、コンサート等のイベントの減少

一番大きな要因は小雪の影響ということは間違いないと思うのですが、それだけでは半減はしなかったと思います。
個人的には、隣にかぐらスキー場があったことが大きな要因ではないかとみています。
海外からの利用者はまだまだ利用者全体から見ると少なく、首都圏の外出自粛要請はスキー場の営業終了後でした。

全ての悪い要因が重なったとしても、ここまで落ち込むことが信じられません。

GALA湯沢スキー場

本格的なオープンが年末までずれ込みましたが、それ以降は最後まで地面がでることもなく、ゲレンデ状態は安定していました。
その結果、1月は昨年よりも利用者数を増やしています。
しかし、2月以降急激な落ち込みを見せています。
考えられることとしては、海外から来られるインバウンドの減少があります。
そういう意味では、新型コロナウイルスの影響を最も受けたスキー場の一つと言えると思います。

最後に

雪がある限りスキー場に行く、という熱心なファン以外は、ゲレンデのコンディションによって利用を控える人が多かったようです。
あれだけ、ニュースで小雪、小雪と報道されれば、スキー場に行くモチベーションも下がります。
記録的な小雪にもかかわらず、標高の高いスキー場は思いのほか雪が残っており、今後のスキー場の存続に、標高は大きな要素になってくる気がします。

 

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