2023/2024シーズン、シフリンは一時期怪我で戦列を離脱していましたが、勝ち星を伸ばし97勝に達しました。
2024/2025シーズンは、ワールドカップ通算100勝を目指すことになります。
Mikaela Shiffrin(ミカエラ・シフリン)、米国
言わずと知れたアルペン界のスーパースター、ミカエラ・シフリン。
実父を亡くした悲しみから復活を遂げ、2023年3月11日、ついに歴代1位、86勝のIngemar Stenmark(インゲマル・ステンマルク)の記録を塗り替える、ワールドカップ通算87勝を達成しました。
シフリンは1995年3月13日生まれの29歳、今後どこまで記録が伸びるか楽しみです。
2024/2024シーズン終了時点
オリンピック
- 金メダル:2個(SL、GS)
- 銀メダル:1個(複合)
世界選手権
- 金メダル:7個(SLx4、GS、SG、複合)
- 銀メダル:4個(SL、GSx2、SG)
- 銅メダル:3個(SL、GS、SG)
ワールドカップ
- アルペン総合優勝:5回
- SL総合優勝 :8回
- GS総合優勝 :2回
- SG総合優勝 :1回
歴代最高記録
彼女が持っているワールドカップ アルペン歴代最高記録です。
特にアルペン最多優勝回数はとてつもない記録で、今後破られることはないかもしれません。
2023/2024シーズン終了時点
歴代最高記録(男女合わせて)
- アルペン最多優勝 :97勝
- スラローム :60勝
- ジャイアントスラローム:22勝
- スーパーG :5勝
- ダウンヒル :4勝
- アルペン複合 :1勝
- パラレルスラローム :2勝
- シティ・イベント :3勝
- アルペン最多種目別優勝 :60勝(スラローム)
- 最多スラローム優勝 :60勝
- アルペン年間最多優勝 :17勝
アルペン最多優勝
- 1位 97勝:Mikaela Shiffrin(ミカエラ・シフリン)
- 2位 86勝:Jan Ingemar Stenmark(インゲマル・ステンマルク)
- 3位 82勝:Lindsey Vonn(リンゼイ・ボン)
- 4位 67勝:Marcel Hirscher(マルセル・ヒルシャー)
最多スラローム総合優勝回数
- 1位 8勝:Mikaela Shiffrin(ミカエラ・シフリン)
- 1位 8勝:Jan Ingemar Stenmark(インゲマル・ステンマルク)
達成可能な記録
彼女の実力と年齢を考慮すると、アクシデントが無い限り達成することは確実で、どこまで伸ばすか注目です。
最多表彰台
- 1位 155回:Jan Ingemar Stenmark(インゲマル・ステンマルク)
- 2位 152回:Mikaela Shiffrin(ミカエラ・シフリン)
- 2位 138回:Marcel Hirscher(マルセル・ヒルシャー)
- 4位 137回:Lindsey Vonn(リンゼイ・ボン)
最後に
全スキー競技のワールドカップ歴代優勝回数のリストがありました。
1位はテレマークスキーの Amélie Reymond(スイス)で、ワールドカップ164勝です。
アルペンスキーでトップのシフリンの97勝は4位。
モーグルの堀島選手のライバル、Mikaël Kingsbury(ミカエル・キングズベリー)が90勝で6位。
ジャンプの高梨沙羅選手が63勝で、15位にランクインしています。
あと4勝で、アルペン総合優勝8回で先日現役復帰したMarcel Hirscher(マルセル・ヒルシャー)の67勝に並びます。
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