2023/2024シーズンのスキー場延べ利用者数で全国のスキー場をランキングです。
山形県のスキー場利用者数が発表され、蔵王温泉スキー場が7位に入りました。
新型コロナウイルスによる行動制限の無くなったシーズンでしたが、雪の降り始めが遅く、そして2月まで大変雪の少ないシーズンでした。
3月にまとまった雪が降り、なんとか4月以降の営業ができましたが、利用者数への影響はどうだったのでしょうか。
(補足)
延べ利用者数:同じ人が2日滑ると2人として数えられます。
自治体等の公式発表のデータを利用しており、他の発表と順位や利用者数が異なります。
トップ10(暫定)
地方自治体やスキー場が、公式に利用者数(入込客数)を発表しているスキー場のトップ10です。
1位 志賀高原マウンテンリゾート
長野県山ノ内町
利用者数:869,000人
2022/23シーズン順位:1位
2021/22シーズン順位:1位
2020/21シーズン順位:1位
不動の1位、志賀高原。
スキー場の広さ、宿泊施設の充実度から考えて、志賀高原を凌駕するスキー場が出てくる可能性は当分考えられません。
2位 エイブル白馬五竜&Hakuba47
長野県白馬村
利用者数:517,338人
2022/23シーズン順位:2位
2021/22シーズン順位:2位
2020/21シーズン順位:2位
利用者は50万人を超え、過去10年で最高の利用者になりました。
八方尾根に変わり、新たな白馬の盟主として君臨しています。
隣接するスキー場が一体運営を行い、集客数を伸ばした成功例です。
3位 野沢温泉スキー場
長野県野沢温泉村
利用者数:369,000人
2022/23シーズン順位:3位
2021/22シーズン順位:3位
2020/21シーズン順位:4位
村営から民営化し、成功したスキー場です。
4位 白馬八方尾根スキー場
長野県白馬村
利用者数:352,161人
2022/23シーズン順位:5位
2021/22シーズン順位:9位
2020/21シーズン順位:ランク外
すばらしいスキー場であることは間違いないのですが、早くごたごたを解決してかつての輝きをとりもどしてほしいです。
5位 つがいけマウンテンリゾート
長野県小谷村
利用者数:345,000人
2022/23シーズン順位:10位
2021/22シーズン順位:ランク外
2020/21シーズン順位:ランク外
急激に利用者を伸ばし5位にランクインです。
6位 苗場スキー場
新潟県湯沢町
利用者数:309,400人
2022/23シーズン順位:4位
2021/22シーズン順位:8位
2020/21シーズン順位:ランク外
昨年、コロナ前の5割の水準まで回復しましたが、また利用者を減らしています。
新型コロナウイルスの影響で、コンサート、修学旅行などの団体客が激減し順位を下げていますが、2018/19シーズンまでは、1つのスキー場の利用者数としては断トツの1位でした。
7位 蔵王温泉スキー場
山形県山形市
利用者数:304,400人
2022/23シーズン順位:6位
2021/22シーズン順位:5位
2020/21シーズン順位:7位
山形県の発表は年度単位、かつ夏の利用者も含まれているので、冬の利用者は数万人少ない可能性が有ります。
8位 安比高原スキー場
岩手県八幡平市
利用者数:294,523人
2022/23シーズン順位:圏外
2021/22シーズン順位:5位
2020/21シーズン順位:4位
前年比25%増、復活をとげました。
9位 軽井沢プリンスホテルスキー場
長野県軽井沢町
利用者数:285,000人
2022/23シーズン順位:7位
2021/22シーズン順位:7位
2020/21シーズン順位:9位
コロナ前と変わらず、30万人前後を維持しています。
10位 菅平スノーリゾート
長野県上田市
利用者数:279,000人(3月31日時点)
2022/23シーズン順位:ランク外
2021/22シーズン順位:ランク外
2020/21シーズン順位:ランク外
コロナ前は20万人前後でしたが、人工造雪機を導入するなど積極的な投資の姿勢が功を奏し、大幅に利用者が増加しています。
4月の営業を行ったので、最終的には軽井沢を超える可能性が有ります。
次点 ガーラ湯沢スキー場
新潟県湯沢町
利用者数:258,830人
2022/23シーズン順位:ランク外
2021/22シーズン順位:ランク外
2020/21シーズン順位:ランク外
考察
利用者数が発表されないので正確な数は分かりませんが、いろいろなデータから推測するとトップ10に入っていてもおかしくないスキー場です。
利用者数が発表されるスキー場
高鷲スノーパーク
岐阜県郡上市
利用者数:人
2022/23シーズン順位:8位
2021/22シーズン順位:4位
2020/21シーズン順位:2位
西日本、No.1の利用者数を誇るスキー場です。
参考 タカスダイナ
岐阜県郡上市
利用者数:470,483人(2022/23シーズン)
運営者が同じで、隣接している高鷲スノーパークとダイナランドを合わせると47万人となり、エイブル白馬五竜&Hakuba47の利用者数を上回ります。
個々のリフト券、シーズン券を販売しているので、参考としました。
利用者数は発表されないが、トップ10に入る可能性があるスキー場
ルスツリゾート
サッポロテイネ
ニセコ東急 グラン・ヒラフ
上越国際スキー場
舞子スノーリゾート
ハンターマウンテン塩原 他
出典等
利用者数は各地方自治体、スキー場運営会社などが発表したデータを利用しています。
岩手県、山形県、福島県、長野県、長野県白馬村、新潟県湯沢町、日本スキー場開発株式会社、高鷲スノーパーク、グランスノー奥伊吹など
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