テクニカルプライズ検定にみるコブの滑り その3

またまた、新潟県で行われたテクニカルプライズ検定を見学してきました。
こんなにたくさん検定を見学したシーズンは初めてです。
今回は、3つの斜面を使って検定が行われました。

まずは、
テクニカルプライズ検定にみるコブの滑り その1
テクニカルプライズ検定にみるコブの滑り その2
からお読みください。

スポンサーリンク

テクニカルプライズ検定

検定バーン

3つの斜面が使われました。
フリー       :小回りバーンの下に続く急斜面で、セパレートされたコース
小回り       :最大30度の急斜面で片斜面、セパレートされたコース
大回り/不整地小回り:平均18度の中斜面でセパレートされたコース

雪質:前日から数十数センチ積もった軽めの新雪
どの斜面も、全受験者で2回デラパージュを行いましたが、大粒の雪が降り続き、ブレーキがかかり実力差がでるバーン状況でした。
コブは中斜面に造ってあり、完走の難易度は低めです。

視界:霧がでており、ゴールからスタート地点が見えないこともありました。

受験者数と合格率

受験者数: 82 名
合格者数:   1 名
合格率 :1.2 %

前回も低い合格率でしたが、さらに合格率で下がりびっくりです。
ゲレンデ状況が大変悪く、実力を出し切れなかった人が多かったのだと思います。
吹雪の中、滑走の順番待ちをしていて、体が固まったのかもしれません。

種目別平均得点と合格者の割合

  フリー 大回り 小回り 不整地
平均点   73.52 73.38 73.21 73.34
合格点(75点以上)の割合 11.0% 6.1% 6.1% 11.0%

平均得点は高い方から、フリー、大回り、不整地、小回りの順でした。
合格者は不整地とフリー、大回りと小回りが同じ人数で、平均得点との関連性はあまりありませんでした。
小回りのバーンは4種目の中で一番の急斜面の片斜面であったことが、平均点を下げた要因と考えられます。

種目別得点分布

  フリー 大回り  小回り  不整地
76 1.2% 2.4%
75 11.0% 6.1% 4.9% 8.5%
74 28.0% 28.0% 29.3% 36.6%
73 46.3% 37.8% 41.5% 32.9%
72 9.8% 18.3% 19.5% 12.2%
71 2.4% 6.1% 2.4% 3.7%
70 2.4% 3.7% 1.2% 2.4%
69 1.2%

最頻値(最も頻繁に出現する値)は不整地のみ74点で、残り3種目は73点でした。
整地3種目はほぼ同じ得点傾向ですが、不整地は少し得意、不得意が分かれたようです。
今回も不整地が一番合格点を出しやすい種目だったようです。

検定間の差

  フリー 大回り 小回り 不整地 合計
その1 73.77 73.68 73.95 74.11 295.52
その2 73.13 73.20 73.29 73.07 292.69
その3 73.52 73.38 73.21 73.34 293.45
最大得点差 0.64 0.48 0.74 1.04 2.83

小回りを除き、得点はテクニカルプライズ検定にみるコブの滑り「その1」、「その3」、「その2」の順になりました。
やはり今回の小回りの斜面が難しかったことが影響していると考えれます。

2名の方が3回とも受験されていましたので、平均得点を比較してみました。

  フリー 大回り 小回り 不整地 合計 全受験者の平均点
その1 73.0 72.5 73.0 74.0 292.5 295.52
その2 73.0 73.0 73.5 73.5 293.0 292.69
その3 73.5 73.0 72.5 72.5 291.5 292.71

合計点の最大得点差が1.5点で、これは全受験生の最大得点差の2.8点に比べて低くなっています。
得点差だけを考えると、会場間の差は少ないのかもしれません。
なにぶん母数が少なすぎるので、ご参考までに。

まとめ

ゲレンデの難易度が高いと点数は伸び悩むようです。
不整地は得点の出しやすい種目です。
会場間の得点差はあまりないのかもしれません。

 

テクニカルプライズ 合格率と攻略のポイント はこちら
テクニカルプライズ検定にみるコブの滑り その1 はこちら
テクニカルプライズ検定にみるコブの滑り その2 はこちら
テクニカルプライズ検定にみるコブの滑り その3 はここ

コメント